大阪府枚方市にある自宅の浴室に男児(6)を閉じ込めたとして、母親(32)と内縁の夫(28)が、監禁容疑で逮捕された。2人は、パチンコへ行くため男児を浴室に閉じ込めたなどと話し、容疑を認めている。警察は日常的な虐待がなかったか調べている。読売新聞などが伝えた。
同紙によると、2人は13日午前9時ごろ〜同10時50分、枚方市にある自宅1階の浴室に男児を監禁した疑いが持たれている。浴室のドアのドアノブを外側から結束バンドで縛って、閉じ込めていたという。男児は裸で湯船につかっており、近所の女性が子どもの泣き声に気付いて110番通報した。
また、自宅2階の和室には9歳と1歳の女児2人も、障子を結束バンドなどで固定して出られないようにされていた。朝日新聞によると、警察は女児2人に対する監禁容疑でも調べている。
同紙によると、母親と内縁の夫は、男児1人と女児2人の5人暮らしで、昨年12月から枚方市にあるこの家に住んでいたという。
産経新聞によると、母親と内縁の夫はともに無職で、内縁の夫は赤松茂幸容疑者。母親は生活保護を受給しているという。2人とも「過去にも何回かパチンコに行くために子どもを閉じ込めた」(同紙)と話しており、男児の肩には打撲のような痕もあったという。警察は、2人が日常的に虐待を行っていた可能性もあるとみて調べている。