茨城県城里町下古内(しもふるうち)の資材置き場で1日朝に男性の遺体が発見された事件で、遺体はこの資材置き場の所有者で解体業を営む工藤武衛さん(77)だと判明した。NHKなどが伝えた。
1日午前8時過ぎ、城里町下古内の資材置き場で工藤さんは粘着テープで目隠しをされ、顔面が血だらけの状態で発見された。工藤さんの妻であるタイ国籍の女性(54)が見つけ、指紋や妻の証言などから特定した。
妻は、前日の1月31日までは工藤さんと一緒にいたと話しており、1日朝に起きると工藤さんがいなかったため捜したところ、資材置き場で遺体を見つけたなどと話している。
警察は、工藤さんが何らかのトラブルに巻き込まれ、殺害された可能性があるとして、殺人事件として捜査を進めている。
工藤さんは以前は解体業を営んでいたが、現在は古物業として導線やアルミの買い取りをしており、妻と2人暮らしだったという。