北海道釧路市愛国の住宅で15日午後4時ごろ、血を流して倒れている高齢の女性が見つかった。住宅を訪れた女性が発見し、110番通報。警察が駆け付けたが既に死亡していたという。警察は殺人事件の可能性もあるとみて、捜査を進めている。共同通信などが伝えた。
同通信によると、死体が見つかったのは釧路市愛国2丁目にある平屋建ての住宅のリビング。日本テレビによると、死体の女性は頭からビニール袋をかぶった状態で血を流していた。また、殴られたような痕もあったという。
この住宅には80代の女性が一人暮らしをしており、連絡が取れないことから、警察は死体が住人女性とみて身元の確認を急いでいる。
死体を発見した女性は、住人女性の知り合いで、老人クラブの集いに来なかったため心配して訪問したという。住人女性を知る近所の人は朝日新聞の取材に対し、「(女性は)会えばあいさつするし、明るい人」「トラブルは聞いたことがない」などと話している。