山口県警の迫田(さこた)作男元警部補(64)=山口市=が28日、預かっていた浄水器を転売するなどして計200万円を得ていたとして、横領容疑で逮捕された。産経新聞などが伝えた。
同紙によると、迫田容疑者は2012年7月、以前勤めていた広島市の会社から預かっていた業務用浄水器2台(計24万円相当)を、無断で大阪市の会社に転売したという。浄水器に加え、他の商品も合わせて計200万円で売却し、得た金を横領した疑いが持たれている。
迫田容疑者は1994年3月まで山口県警に勤務し、依頼退職。テレビ朝日によると、その後、被害に遭った広島市の会社に入社し、商品開発部長として浄水器などを開発・製造していた。
迫田容疑者は容疑を否認している。