東武東上線の電車内で、20代女性の下半身などを約5分間触るなどしたとして、埼玉県警東入間署は27日、強制わいせつ容疑で、住所・職業不詳の男(31)を現行犯逮捕した。埼玉新聞が伝えた。
同紙によると、男は27日午前0時20分ごろから約5分間、東武東上線の志木駅〜みずほ台駅間を走行中の電車の中で、同県東松山市在住の女性会社員の下半身などを触った疑いが持たれている。
男は酒を飲んでおり、容疑を否認しているという。
痴漢は内容によって、強制わいせつ罪、または自治体が定める迷惑防止条例違反が適用される。迷惑防止条例違反の場合は、埼玉県では6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金(常習の場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金)だが、強制わいせつの場合は、刑法により6カ月以上10年以下の懲役が科せられる。