横浜市瀬谷区に住む型枠大工の少年(18)が、出会い系サイトで知り合った小学6年の女子児童を自宅に誘い込んで帰宅させなかったとして、神奈川県警は17日、未成年者誘拐容疑で少年を逮捕した。少年は、女児が親とうまくいっていなかったとし、「面倒を見てあげたくなった」と話しているという。読売テレビなどが伝えた。
読売テレビによると、少年は13日に女児と出会い系サイトで知り合い、瀬谷区内の公園で待ち合わせた後、自宅に誘い3日間にわたって帰宅させなかった疑いが持たれている。
母親からの届け出を受け捜査していた神奈川県警が、女児の携帯電話の履歴から少年を割り出し、捜査員が16日午後、少年宅を訪れた。少年は仕事に出ていなかったが、女児自らが玄関を開けて出てきたという。
女児にけがなどはなく、少年は「自分と同じように身寄りのない境遇の子を泊めてあげたくなった」(テレビ朝日)と容疑を認める一方、「行くところのない女の子を泊めてあげて何が悪いんだ」(読売テレビ)などと話しているという。