茨城県土浦市大手町の三須昇さん(83)の住宅で14日午後8時ごろ、火災が発生した。火は約3時間後に消し止められたが、三須さんの住宅が全焼したほか、周辺の住宅など計4棟が半焼、住宅1棟の一部が焼けた。三須さんは家族3人暮らしだったが、三須さんと連絡が取れないという。NHKなどが伝えた。
NHKや産経新聞によると、火災が発生した三須さんはの住宅は木造2階建てで、約200平方メートルが全焼した。三須さんは妻(71)と妻の妹(66)と一緒に住んでおり、2人は逃げて無事だったが、三須さんとは連絡が取れないという。三須さんは火災が発生した当時、1階の寝室で寝ていたという。
一方、常陽新聞がフェイスブックで伝えたところによると、この火災の影響で大手町と同市中央1丁目で約200世帯が停電した。現場周辺にいたとみられる人たちもツイッターに、火災とともに停電があったことをコメントしている。
火災があった現場は、住宅や商店が立ち並ぶ土浦市の中心部で、近くには小学校や幼稚園があるという。