金塊約15キロ(約6400万円相当)を密輸しようとしたとして、韓国籍の自称化粧品販売業、ユン・ヒュンスク容疑者(39)を関税法違反(無許可輸入未遂)容疑で逮捕した。読売新聞などが伝えた。
同紙やによると、ユン容疑者は11月25日、韓国の仁川国際空港から福岡空港で入国しようとしていたところ、金の延べ板15枚を腹に巻きつけ隠し持っていたのを、税関職員が見つけた。ユン容疑者はポーチ2つに金の延べ板を入れ、ポーチをさらしで腹に巻きつけ隠していたという。
ユン容疑者は韓国で依頼されたと話しており、消費税約510万円を免れようとした疑いもある。警察と税関は14日、消費税法違反容疑などでもユン容疑者を告発した。
ユン容疑者は今年6月以降、日本に68回も入国しており、警察は組織的な密輸の疑いがあるとして捜査を進めている。