和歌山県北部で13日午後6時32分ごろ、最大で震度3の揺れを観測する地震があった。和歌山県内で震度1〜3の揺れを観測したほか、兵庫県や徳島県の一部の地域でも揺れを観測した。
気象庁によると、震源地は紀伊水道(北緯34・2度、東経135・1度)で、震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は、推定で3・8。この地震による津波の心配はない。
震度3の揺れを観測したのは、和歌山県の海南市と有田市の一部の地域。和歌山県内では、両市の他の地域や和歌山市、湯浅町、広川町で震度2、御坊市、日高町、由良町、日高川町、紀の川市、紀美野町、有田川町、田辺市で震度1の揺れを観測した。
また、兵庫県では洲本市、南あわじ市、淡路市で、徳島県では徳島市、美馬市、つるぎ町、三好市、阿南市、那賀町で、それぞれ震度1の揺れを観測した。