ブラジルとの国境に近いペルー南東部で現地時間24日午後5時45分(日本時間25日午前7時45分)ごろ、マグニチュード(M)7・6の地震が発生した。さらに5分後にもM7・6の地震が発生した。米地質調査所(USGS)が発表した。
日本の気象庁は、最初の地震について日本時間25日午前8時19分に発表し、この地震による津波の心配はないとしている。
USGSによると、地震の震源地はペルーの首都リマの東北東688キロ(1回目)と692キロ(2回目)の地点で、2つの震源は非常に近い。いずれも震源の深さは約600キロ。
ロイター通信によると、揺れはリマでも感じられたというが、震源地がアマゾンの奥地であるため、被害は限定的とみられるという。