ゲイ専門のアダルトビデオ(AV)を製作しているジャスティスコーポレーション(東京都新宿区)の大井正太(まさた)容疑者(48)が25日までに、17歳の少年をAVに出演させたとして、児童福祉法違反(淫行させる行為)と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的製造)容疑で逮捕された。複数の国内メディアが伝えた。
報道によると、大井容疑者は2013年2月、新宿区内のマンションで、当時17歳だった少年に18歳未満と知りながら、他の男優とみだらな行為をさせ、アダルトDVDを製作した疑いが持たれている。大井容疑者は少年に出演料として20万円を支払い、製作したDVDは1枚約1万円で販売し、1000万円以上を売り上げていたという。
大井容疑者は、少年が当時18歳未満だったとは知らなかったと話し、容疑を否認している。一方、産経新聞によると、少年は大井容疑者に17歳であることを伝えていたと話しているという。
同紙によると、ジャスティスコーポレーションは2008年からの約7年間にアダルト作品約50作を製作し、約2億8千万円を売り上げていたとみられている。