大量のデータを送り付けるサイバー攻撃の一種「DDoS(ディードス)攻撃」を受けたとみられ、20日夜ごろから閲覧できない状態になっていた厚生労働省のホームページ(HP)が23日午後、復旧した。
厚労省は、20日夜ごろからサーバーに大量のデータを送り付けられ、HPがほぼ閲覧できない状態になり、攻撃からシステム自体を守るため、21日未明にサーバーを停止していた。調査の結果、HPの改ざんや個人情報を含む情報の流出は確認されなかったという。厚労省は「ホームページがご覧いただけなかった間、ご利用の方には大変ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます」とコメントした。
このサイバー攻撃をめぐっては、国際ハッカー集団「アノニマス」の関与が疑われているが、報道によると、これまでのところ関連は不明だという。