Skip to main content
2026年6月25日17時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会
イスラム国(IS)

深刻化する「イスラム国」による女性への暴力 イラク現地駐在スタッフが都内で報告

2015年9月15日20時41分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)ヤジディ教イラク強姦(レイプ)日本イラク医療支援ネットワーク(JIM−NET)
深刻化する「イスラム国」による女性への暴力 イラク現地駐在スタッフが都内で報告+
トークイベントでは、JIM−NETイラク駐在スタッフの榎本彰子さん(中央左)のほか、人権問題に詳しい弁護士の伊藤和子さん(左)、女性自衛官の裁判支援を続ける七尾寿子さん(中央右)が語った=8月26日

過激派組織「イスラム国」(IS)による殺害事件、遺跡の破壊など、その残忍性が広くメディアなどを通して伝えられている。一方、あまり大きく報じられることはないが、多くの女性たちがISから性暴力を受けている。イラクやその近隣諸国で、医療支援を中心に活動しているNPO法人「日本イラク医療支援ネットワーク」(JIM-NET)が8月26日、イラク現地から一時帰国している職員の榎本彰子さんらを招き、都内でトークイベントを行った。榎本さんは、イラク北部のアルビル付近で活動。今年に入り、ISから逃れてきた女性たちに聞き取り調査を行っている。「性暴力を受けた女性は、戦争が終わっても、精神的、肉体的に生涯にわたって影響を受ける。国際社会は、彼女たちの過酷な現状を無視してはいけない」と訴える。

「国連の安保理決議などによって、女性と平和、安全保障に関する法の整備が進んでいるものの、世界中の紛争下では、性暴力によって傷つく女性がなかなか減っていかない現状がある」と榎本さんは言う。JIM-NETの活動は、主にイラク国内の小児がんの子どもたちへの支援、難民支援などが中心だ。現在では、2011年に内戦が勃発したシリアからイラクに逃れてきた難民や、イラクのISの支配地域から逃れてきたヤジディ教徒、キリスト教徒などの国内避難民の支援なども行っている。

イラク北部の難民キャンプには、広大な土地にたくさんのテントが張られている。また、建てかけのビルの中に板のようなもので仕切りを作り、身を寄せ合って暮らしている人々もいる。榎本さんがトークイベントで使用した映像の中には、プレハブのような建物でできた集落もあった。榎本さんによると、そこに住むのは、イスラム教徒もいるが、半数以上が紛争地から逃れてきたキリスト教徒たちで、その集落を世界中のキリスト教会が早くから支援してきたという。

こうした活動の中で、今年1月にISの支配地域から逃れてきたヤジディ教徒の数家族と出会い、彼らの支援を始めた。JIM-NETでは、国内避難民に対して、昨年冬には越冬支援として毛布を配布、気温が40度を超えるという5月からは給水支援を行っている。また、長期化するキャンプ生活に少しでも楽しみを見つけてもらおうと、かき氷などを子どもたちに作ってあげたり、冷蔵庫のない避難民たちに氷を配ったりもした。また、ヤジディ教徒の女性たちが少しずつ逃れてきていることを知り、調査活動も始めた。

ヤジディ教徒は同じ信仰を持つ者としか結婚が許されず、ヤジディ教徒の両親から生まれた子どもしか入信することができない。イラクでは非常に小さなコミュニティーだという。

昨年8月には、ヤジディ教徒が多く住んでいたイラク北部のシンジャールをISが襲撃。多くの男性たちがイスラム教に改宗させられ、女性たちは強制結婚をさせられた。「55万人のヤジディ教徒がイラクにいたとされているが、現在は40万人が国内避難民となっているといわれている」と榎本さんは説明する。今年1月には、ISに拘束されたヤジディ教徒のうち200人が解放されたというニュースがあったが、そのほとんどが高齢者や障がい者だった。ISは、彼らが発行する雑誌の中で、兵士がヤジディ教徒の少女を捕らえ、その少女を「戦利品」として兵士に与えることを認めている。

また、具体的な聞き取り調査の結果として、榎本さんはヤジディ教徒の少女3人の例を紹介した。

Dさんは、シンジャールで兄弟3人、両親と共に暮らしていた。昨年8月3日に、シンジャールがISの手に落ちてからも、村の人からは「ここにいて大丈夫。もし捕まっても、イスラム教徒に改宗すればよいだけのことだ」と言われ、村に留まったが、やがてISの兵士に、兄弟たちと共に捕まってしまう。幼い弟たちは、女性たちの群れとは引き離されてしまった。「5歳から15歳の小さな少年は、ISが少年兵にするために、訓練をしているという証言があるということから、恐らく彼らも訓練所のようなところに連れて行かれたのでは」と榎本さんは推察する。

深刻化する「イスラム国」による女性への暴力 イラク現地駐在スタッフが都内で報告
都内で開かれたトークイベントの様子。平日夜の開催にもかかわらず、女性の参加が目立った。

一方、女性たちは、顔などを確認された後、一人、また一人と兵士たちに連れて行かれた。Dさんも一人の兵士に連れて行かれ、改宗させられた後、強制結婚をさせられ、レイプされた。このような結婚をISの兵士8人とさせられた。Dさんは、これをイスラム教の宗教裁判所に訴えた。裁判所も「多くの男性と結婚をするのは良くないことだ」とし、一人の男性と結婚するように勧めた。最後の結婚相手となった男性が、「私はあなたと結婚するつもりはない。あなたを逃がそうと思っている」と話し、避難に協力。後にクルド自治政府に保護された。JIM−NETが検診を支援したところ、幸い、彼女は妊娠もしておらず、性感染もなかった。

15歳のJさんも改宗の末、ISの兵士と強制結婚させられた。相手の男性には妻がいた。結婚した後は、毎日家でコーランを勉強させられ、レイプもされた。この少女は、避難をするに当たってブローカーのような男性に、彼女の家族が日本円にして150万円ほど支払い、解放された。

同じく15歳のKさんは、家族全員がISに捕まった。母親は解放されているが、父親や兄弟は今もなお拘束されており、安否不明のままだ。Kさんは拘束後、35歳のIS兵士に連れて行かれ、結婚を強要された。それを拒むと、棒で殴られ、たばこで腕を焼かれるなどの暴力を受けた。やむなく結婚するが、兵士の母親や弟が彼を説得し、逃げるチャンスを作ってくれて逃れることができた。

榎本さんらは、今までに性的暴力を受けたヤジディ教徒の女性11人から聞き取り調査を行った。「これからも、こうした被害を受けた女性の支援を続けていきたいが、それだけに特化してしまうと、われわれが支援する人は全てそうした被害を受けた女性だと、現地の人々の中で憶測を呼んでしまう。そうすると、こちらが動けば、『あの女性もレイプされたのでは・・・』という周囲の目にさらされ、被害女性をさらに傷つける結果となってしまう。あくまでもJIM-NETは、医療支援、難民支援の中の一つとして性暴力被害者の女性支援というスタンスは変えずに活動したい」と榎本さんは語った。

関連タグ:イスラム国(IS)ヤジディ教イラク強姦(レイプ)日本イラク医療支援ネットワーク(JIM−NET)
  • ツイート

関連記事

  • 9歳のヤジディ教徒少女、IS戦闘員に強姦され妊娠 出産時に死亡する可能性も

  • キリスト教とヤジディ教の女性奴隷、5千円で売られる イスラム国の文書で明らかに

  • 中東の宣教師が証言、回心した元「イスラム国」戦闘員や聖書求めるイスラム教の長老など

  • 「イスラム国」、シリアの制圧地域に残るキリスト教徒に11の命令

  • 「イスラム国」に殺害されたエジプト人キリスト教徒21人の遺族のために新しい家を建築

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 「ヘブライズムが世界を救う」 ジーザス・ジューン・フェスティバル2026、東京・新宿で6月29日

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.