白血病を乗り越えたハウラ・ジャマルさんと、NPO法人「日本イラク医療支援ネットワーク」(JIM−NET)の現地スタッフとして、イラクで小児がんの子どもたちを支え続けているイブラヒム・ムハンマドさんが来日し、ワークショップとトークイベントを通してイラクの現状を伝える。
ハウラさんは、イラク戦争で使われた劣化ウラン弾によって9歳で白血病を発症するが、闘病の末、見事に白血病を乗り越えた。イブラヒムさんの妻も劣化ウラン弾で被ばくし、白血病を発症。JIM−NETが支援し、イブラヒムさんも献身的にサポートするが、2005年に帰らぬ人となった。今回のイベントでは、現代を生きながら、戦争の悲惨さを身を持って知る2人から、直接話を聞く貴重な機会となる。
ワークショップ、トークイベントともに要予約。詳しくはホームページを参照。
■ 日時:2015年8月9日(日)
■ 会場:パルシステム生活協同組合東新宿本部2階
(東京都新宿区大久保2−2−6 ラクアス東新宿、地下鉄「東新宿駅」徒歩5分)
第1部:ワークショップ「赤べこの絵付け」(午後1時〜2時)
対象:小学生以上の子どもと保護者
JIM−NETは東日本大震災後、福島県会津の「赤べこ」を中東の子どもたちに届けている。中東と福島をつなぐ「赤べこ」に絵付けをしながら、世界で起きていることを身近な問題として感じ、考える企画。
第2部:トークセッション「白血病を乗り越えて」(午後2時〜4時)
出演:ハウラ・ジャマル、イブラヒム・ムハンマド、佐藤真紀(JIM−NET事務局長)
■ 参加費:赤べこの絵付け200円、トークセッション500円
■ 申し込み:専用フォーム
(定員:絵付け15人、トークセッション100人、7月31日締め切り、申し込み多数の場合は抽選)
■ 問い合わせ:JIM−NET(電話:03・6228・0746、メール:[email protected])