【CJC=東京】ネットメディア「ハフィントン・ポスト」が2005年にシリアのウマイヤド・モスクが破壊されて以来、戦火、目先だけの経済成長、自然災害によって破壊されてきた聖地10カ所を紹介している。
▽2015年、ネパール=仏教とヒンズー教の寺院が地震で倒壊。
▽2014~15年、イラク=古代アッシリアの遺跡が「イスラム国」に破壊された。
▽2013年、ベリーズ=道路工事用の土砂を採取するため、国内最大のマヤ文明のピラミッド「ノームル」がほぼ壊滅。ベリーズ国立考古学研究所によると、遺跡は少なくとも2300年前に作られ、ベリーズ北部で最も重要な遺跡だったという。
▽2013年、フィリピン=ボホール島の地震で教会群が倒壊。セブ島のバシリカ・ミノレ・デル・サント・ニーニョ(サント・ニーニョ教会)は1565年に建てられたフィリピン最古のカトリック教会。
▽2013年、シリア=アレッポのウマイヤド・モスクが内戦で破壊された。
▽2012年、マリ=トンブクトゥのイスラム聖者廟が武装組織に破壊された。
▽2011年、サウジアラビア=メッカのイスラム遺跡が開発で破壊、改築された。
▽2011年、ニュージーランド=クライストチャーチ大聖堂が地震で倒壊。
▽2010年、ハイチ=ポルトープランスの大聖堂が地震で倒壊した。
▽2008年、ミャンマー=ヤンゴンの寺院がサイクロン「ナルギス」で倒壊。