【CJC=東京】北朝鮮の朝鮮中央通信は4月26日、訪朝したロシア政府経済代表団(団長=アレクサンドル・ガルシカ極東発展相)の動静を伝える中で、代表団一行が平壌市内にあるロシア正教会の貞栢(チョンベク)聖堂を訪れた様子を写真とともに報じた。
同聖堂は金正日総書記がロシアとの親善の証として建設を指示。2003年6月24日に着工され、06年6月に完成が伝えられた。
同通信によると、北朝鮮では02年9月25日に朝鮮正教会委員会が発足。03年には4人の留学生をモスクワの神学校に送っている。05年に卒業したという。