[ もんだい2]小学4年生以上
詩編(しへん)というのが、聖書(せいしょ)の中にあります。その121番目(ばんめ)の詩(し)の、最初(さいしょ)の部分(ぶぶん)です。
目を上げて、わたしは山々を仰(あお)ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る
天地を造(つく)られた主のもとから。
なぜこの詩人(しじん)は、山にむかって目を上げたのでしょうか。
1: 山には、私を助けてくれるひとがいるから。
2: 山には、悪魔(あくま)がいるから。
3: 山はどっしりとして動くことがなく、それを造(つく)られた神さまのすがたを思いだすことができるから。
《 こたえを表示(ひょうじ)する》 / 《こたえを非表示(ひひょうじ)にする》
正解:3
<せつめい>
この詩人(しじん)は、生活(せいかつ)の中で、困(こま)ったことがおきていました。そんなときに、多くのひとは、すぐ自分の力でなんとかしようと考えます。
そのとき、この詩人の目のまえに、そびえ立つ高い山がありました。「神さまは、こんなにすばらしい山を造(つく)ることができるのだ。その神さまに、困ったことを解決(かいけつ)してもらえばよいのだ」と、この詩人は考えました。