アングリカン・コミュニオンに属するインドの南インド教会副議長は、先進国に気候変動の影響について貧しい国に補償することを求めている。
南インド教会のマディア・ケララ教区主教と同様、同教会内で2番目の地位にあるトーマス・K・オーメン主教は、アングリカン・コミュニオンの環境担当主教でもある。オーメン主教は自身の文書で、気候変動について「キリスト教徒の環境主義の広まりよりも、社会正義の問題」と述べている。
そして、「故に、南インド教会の400万人の信徒は、気候変動に責任のある人が開発の枠組みとライフスタイルを変えるべきだと求めます」と続けている。
「豊かな国は、貧しい国に起きているダメージを補償しなければなりません。発展途上国は発達段階を上がるのに苦闘しています。豊かな国は、貧しい国の負債を帳消しにするべきです。先進国は、貧しい国に技術的知識を渡すべきです」
オーメン主教の文書「環境に対するパラダイムとライフスタイルを変えよう」(英語)はこちら。