国際文化協会主催の「ミス・インターナショナル世界大会2014」が11日、グランドプリンス新高輪ホテル・飛天(東京都港区)で開かれ、中南米プエルトリコ代表のバレリー・エルナンデス・マティアスさん(21)が優勝した。
昨年度のミス・インターナショナルから、優勝の王冠を頭に頂いたマティアスさんは、感動の涙を流しながら、天を指差す仕草を見せた。「祖国のプエルトリコにとっては、私で2人目のミス・インターナショナルになりました。今までの人生の中で最も光栄な瞬間です。Tank you Japan. アリガトウ」と挨拶した。
ニュースポータルサイト「マイナビニュース」によると、マティアスさんは、「ここまで来ることができたのは、信念を持ち続けたからだと思います。私はキリスト教の家に生まれ、神様を信じています。何かのご縁があって、こうやって日本に来ることができ、勝ち取ることができました。これからは前向きに、私を必要としている人のために働きたいと思います」と、今後の活動に意欲を見せたという。
同大会は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの一つ。1960年に米カリフォルニア州で始まり、それ以来、国際貢献事業として、「相互理解を通じて世界平和の実現を目指す」というスローガンの下で開催されてきた。今回の大会には、73の国と地域から参加者が集まった。
さまざまな慈善活動を通じて、ただの美人コンテストにとどまらない、外見だけでなく、真に美しい大会になることを目指すこの大会では、参加者が積極的に国際社会と国際交流に貢献することで、内面の自分を改善するための実際の機会を作っているという。マティアスさんの今後の活躍に期待だ。