米プロバスケットボール協会(NBA)のヒューストン・ロケッツのドワイト・ハワードさんが7日イエス・キリストをどのように信じるようになったのか地元の教会で証しした。
米クリスチャンポストによるとハワードさんはテキサス州ヒューストン市のウッドランズ教会(ケリー・シュック牧師)を訪問し、キリスト教信仰との出会いが自分をNBAの道に進むよう導いた神の声だったと語った。
ハワードさんはオーランド・マジックで8年プレーし、ロサンゼルス・レイカーズに短期間在籍したのち今年7月にヒューストン・ロケッツに移籍した。NBAでプレーする中でハワードさんは7回オールスターゲームに出場したという。ハワードさんは神の導きと人生のあらゆる面で神を褒め称えることについてシュック牧師と語った。
シュック牧師は教会の会衆とインターネット放送で証を視聴する人々に対してハワードさんを紹介する際「彼は与えられた才能を通して神を大きく称えています」と述べた。
ハワードさんは12歳のとき自分がキリストを信じる決意をどのようにしてしたのかを語った。その後高校からドラフトでオーランド・マジックに入り、2012年のシーズン末に同チームを去る決意をした際にも神に助けられたという。
「すべての事はいっぺんに起きたんです」とハワードさんは語った。「自分がなんでNBAにいるのかチームメイトに話しても誰も信じないんです。ある日私は教会に行こうとしていて、金曜日の夜だったんですが、一人で家の中でこう言ってみたんです。『神様、私の人生を通して私に何をしてほしいですか?私の目的は何ですか?なんで私はこの地上にいるんですか?』」
「それを言った瞬間、誰かが風呂場から私の名前を呼んだんです。『ドワイト!』って。それで私は、『待てよ、家にいるのは自分だけだし、だれもいないはず。誰が呼んでいるんだ?』と思いました。」
自分の名前を呼ぶ2度目の声を聞いてから、ハワードさんは調べることにしたと言う。「風呂場に行ったら神様が話してくれました。自分に何をしてほしいのか。自分の目的は何かを。」まだなにか怪しいと思っていたので、ハワードさんは語りかけているのが本当に神なのであれば、教会でその日の夜にもう一度そのメッセージを聞かせてほしいと頼んだという。
ハワードさんは教会に行き、祈りの時間があり、その教会の牧師が一緒に祈ってくれたとき、家の風呂場で聞いたのと「全く同じこと」を牧師に言われた。「その牧師さんは私にこう言ったんです。『あなたの目的はNBAで神の言葉を伝え、神に栄光を帰すること。そして神があなたにしたこと、神が他のすべての人にしたことを知らせることです』って。NBAに入ってから10年になりますが、大変でした。本当に大変でした。本当に神様は長い道のりを通して、私を連れてきてくれました」
ハワードさんはジェレミー・リン選手、ジェームス・ハーデン選手、チャンドラー・パーソンズ選手などと共にヒューストン・ロケッツでプレーしている。ハワードさんは来年1月にはウッドランズ教会に再度訪問すると伝えられている。