「典礼憲章」発布から50周年を記念した講演会(主催:日本カトリック典礼委員会)が、「典礼刷新―これまでとこれから」と題して、9月23日に長崎市のカトリック浦上教会で開かれる。
1963年12月4日、第2バチカン公会議最初の公文書として「典礼憲章」が可決され、昨年はその50周年に当たっていた。今回の記念講演会では、50年間の典礼の歩みと典礼刷新に至った典礼運動の歩みを振り返る。そして、今後取り組むべき課題と、「信仰年」を機にカトリック教会が掲げた新しい福音宣教を推進する上で、典礼がどのように貢献することができるかを展望する。
講演者は、聖ザベリオ宣教会司祭のフランコ・ソットコルノラ氏、上智大学非常勤講師の石井祥裕氏、神言修道会司祭の市瀬英昭氏。
問い合わせは、日本カトリック典礼委員会(電話:03・5632・4445)、またはカトリック天神教会神父の平本義和氏(電話:0956・31・4705)まで。
日時:2014年9月23日(火・祝)午前10時~午後3時半
場所:カトリック浦上教会聖堂(住所:長崎県長崎市本尾町1−79)
費用:参加費1000円
■ 演題
・「典礼憲章」発布50年の節目を迎えて(フランコ・ソットコルノラ氏)
・典礼運動を指導した人々とその思い-今、私たちに問いかけるもの(石井祥裕氏)
・新しい福音宣教における典礼の意義-行動的参加の観点から(市瀬英昭氏)