米ニューヨークで14日、中東のために祈る祈祷礼拝が行なわれる。ガザ紛争に関するニュースが毎日のように駆け巡る状況の中、礼拝ではイスラエルとパレスチナの両指導者が祈りを導く。
世界福音同盟(WEA)によると、この祈祷礼拝は現地時間14日午後5時半から、ニューヨーク市内にある米救世軍本営で行なわれる。
参加者には、WEA聖地特別大使のハリー・ティーズ牧師、イスラエル福音同盟(EAI)議長のチャールズ・コップ牧師、また、パレスチナ自治区の福音派代表として、聖地福音教会地方協議会(CLECHL)のムニル・カキシュ博士らがおり、各氏が自身で直接経験したことを報告し、礼拝での祈りを導く。
「今は、主イエスの元にわれわれ全ての者が共に集まり、互いのために祈り、受ける資格がないわれわれ全てのために、神が憐れみを施されるよう求める時だ」とコップ牧師。「非難合戦のわなに陥らないようにし、そうなるのではなく、われわれ全ての者が恵みによって救われた罪人であり、主なしには、非難しかない交渉のテーブルに再び戻るしかないことを認めよう」と語った。
パレスチナ自治区のガザ地区では、ガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルによる戦闘が続いていたが、先週72時間の停戦が合意され、今週も現地時間11日午前0時(日本時間同日午前6時)すぎから再び72時間の停戦に入った。
これにより、エジプトの国営メディアの報道などによると、ハマスを含むパレスチナ側と、イスラエル側の交渉がエジプトの首都カイロで再開された。
WEAは14日の祈祷礼拝への参加を呼び掛けている。