クリスチャンのシンガーソングライター・知保子コストナーさんが、音楽CD付き絵本『小さな花の物語(A STORY OF A SMALL FLOWER)』を自費出版した。「一人でも多くの方に、特に希望を失っている方、生きる意味を持てないでおられる心に飢え渇きをお持ちの方々にお届けしたい」という願いを込めて制作された、日英独の3カ国語の絵本だ。人目につかない小さな花を主人公にし、福音の真髄をビジュアルと詩でわかりやすく伝えている。コストナーさん自身が作詞作曲した「神様が下さる恵:小さな花の奇跡」を聞きながら絵本を読むことでさらに聴覚にも訴える内容となっている。
コストナーさんは、今年12月20日には、絵本と同じ題名で大阪でコンサートも行う予定。コンサートではコストナーさんが絵本のナレーション劇を行い、様々な動画を投影しながら、「目から耳から心にお届けする伝道」というコンセプトで、まだ福音を知らない障害者や介護施設に暮らす人々を積極的に招待するという。
コストナーさんは、2011年2月にファーストアルバム『Sound from Heaven(天国の音)』をリリースし、シンガーソングライターとしてデビューした。音楽活動を続ける中、「他人を変えることはできない。そして自身を変えることも簡単ではない。でも『創り主を信じ創り変えられた時、全てが変わる』というすごいことを体験した」と証している。
続くセカンドアルバム『Who am I』も6月10日にリリースする。セカンドアルバムは、ファーストアルバムに続いて、「(天から)聴こえてくる音」を聴き取りその時に思わされたことを歌詞とした、自身の信仰を証する歌が収録されている。「私がどのようにして癒され、解放されたのかという核心がわかり、あらためてこのアルバムは特に『心に傷を持つ方々にお捧げする物』であったということを感じた」という。タイトルの「Who am I」は、「無力で何もできないと思っていた自身が、神様に愛されている確信を得たことで、人のためにして差し上げられることがあって、それこそが回復の奥義『与える喜び』であることを示され、変えられたことがはっきりとわかった」という、自身の主にあるアイデンティティを確認できた信仰の証に基づいている。
コストナーさんは、ドイツやハワイの教会でのコンサートツアーやラジオ番組への出演も経験している。過去に適応障害に苦しんだ後、キリストの救いに至ったコストナーさんは、「(精神状況が)何度も何度も砕かれ、原型を留めない程粉々になった。それもこれも新しく創り変えられるため、そして自分が通ってきた同じ苦しみをお持ちの方々の元に遣わされるため、すなわち歌うことは粉々に砕かれ回復した(新しく創り変えられた)私にでき得る唯一の伝道なのだ」ということを、海外コンサートツアーを通じて実感したという。
天国からオーケストラが聴こえるという恵みを経験しているコストナーさんは、今年3月までに天から与えられた音楽をもとに27曲もの新曲を作曲しており、「神様の祝福は湧き出る泉のよう」と天から受けた祝福を証している。自身の音楽活動については、「私自身、立派な人になりたかったが、立派どころか道端の石ころのような者になった。でも神様を信じて愛に包まれ、今は世界一立派で大きな方の愛をお伝えするために、人生の晩秋を迎えて歌手とさせていただいた。しかも自分が立派になりたいと思っている頃と違い、無理することなく、ありのままこの身に起きたこと、神様の御業を喜びと平安を持ってお伝えすることができる。それこそが今の私の『生きる意味』となっている」と証している。
知保子コストナーさんの音楽CD付き絵本『小さな花の物語』(税込500円)の注文・詳細は、コストナーさんのホームページまで。
■ 大阪コンサートの情報
知保子コストナー大阪公演「小さな花の物語」
日時:2014年12月20日(土) 開場午後1時半 開演午後2時
場所:大阪クリスチャンセンター・OCCホール
料金:1000円(前売・当日共、小学生以下、障害者の方は無料)
主催:知保子コストナー大阪公演実行委員会
(主の花嫁教会、電話:090・3614・7768、メール:[email protected])
後援:一般財団法人大阪クリスチャンセンター