15日、東京育成園(東京都世田谷区)知保子コストナー氏のコンサートが無料で行われた。クリスチャンとしての信仰生活の中で、祈りをする中で音が聴こえるようになったという知保子氏は、祈りに応じて天から聴こえてくる曲に自ら歌詞をつけて既に何十曲もの作詞作曲活動を行っている。
普段は主婦としての家庭での家事やピアノの先生として子供たちとの交わり、鳩山ニューライフチャペル(埼玉県比企郡)教会員として賛美奉仕に携わりつつも、祈りの中で示された数々の音楽を作詞作曲化する活動に邁進している。
今回のコンサートではクリスマスメドレー、「翼をください」、「上を向いて歩こう」などのポピュラーミュージックが演奏される他、「My Savior(我が救い主)」、「支え愛」オーケストラバージョンでの知保子氏の熱唱がなされた。
今回歌われた「支え愛」は東日本大震災の被災者について祈っているときに生まれた曲であるという。知保子氏は、「皆さんのお心の中に重荷があったり、人生の嵐に見舞われることがあったら、今日のことを思い出してください。私は、人生の嵐に見舞われ、ひん死の状態でしたが、こうして神様にあって新しく生まれることができました。互いに支え合い、愛し合い、分かち合いながら生きる者として作られている。愛の輪が少しでも広がっていってほしいです」と曲の紹介をした。
初めて知保子氏の曲を聴いたノンクリスチャンの女性(50代)は、「自然に音楽が入ってくる。歌が入ってくる。内からの祈りの必要を感じさせられる自然な力強さがある」と感想を伝えている。
クリスマス、大切な人に感謝の言葉を
「本当のクリスマス」では、これからクリスマスを迎えるにあたって「クリスマスにあなたの大切な方に、普段は言えない感謝の言葉を言ってみてはいかがでしょうか。愛と希望の贈り物が私たちに届く日、それが本当のクリスマスです」と勧め、会場に駆け付けた自身の娘へ「いつも私を支えてくれてありがとう。私の子どもに生まれてくれて、ありがとう」と感謝の言葉を伝えた。
ノンクリスチャンの一般の人々を多く交えた今回のコンサートで知保子氏は、演奏の合間に「私が信じている神様はイエス・キリストです。クリスマスはその救い主が生まれた日です。これまでにお祈りをされたことはありますか?私は(キリスト教を)信じる前から、困った時、お願いがある時などお祈りをよくしていました。周りの方のお話を伺っても、さまざまな方がお祈りをされていることに気づきます」と証しした。
今回のコンサートでは新曲の「祈り」「Who am I?」「この道」も演奏された。
祈ることは身近なこと
「祈る」ということについて知保子氏は、「神様について全く知らない人が朝も暗いうちから神社やお寺にお参りに行っています。『祈る』ということは、私たちにとって身近なことなのではないでしょうか」と述べ、自身の祈りが「聞かれている」という体験を何度もしていることを証しした。
また神の愛に触れるまでの自分について「いくら良い人になりたいと思ってもなれないという、自分との心の葛藤がありました。神様の愛に触れてから、『自分が誰か?』と聞くことはなくなりました」と証しした。
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