覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕された人気男性デュオ「CHAGE and ASKA」(チャゲアス)のASKA(本名:宮﨑重明、56)の自宅(東京都目黒区)から、合成麻薬MDMAとみられる錠剤100錠以上、また尿中の覚せい剤成分を検出する簡易検査キットが見つかり、押収された。時事通信や共同通信が伝えた。
時事通信によると、警視庁は18日、ASKA容疑者と知人会社員の栩内(とちない)香澄美容疑者(37)を送検した。押収された簡易検査キットは、警察や病院で用いられているもので、一般人には入手困難だという。
また、MDMAとみられる錠剤は、袋などに小分けされ、ASKA容疑者の書斎の引き出しや棚に隠されていたという。
ASKA容疑者は17日、4月6日と同12日、東京都港区の栩内容疑者のマンションで、少量の覚せい剤を所持していた容疑で、栩内容疑者と共に逮捕された。両容疑者とも容疑を否認しているが、逮捕後に行われた尿検査では陽性反応が出ている。
ASKA容疑者は昨夏から覚せい剤の使用疑惑が週刊誌などで報じられており、活動を自粛していた。