世界教会協議会(WCC)の代表団が8日午後、ソウル蓮池洞(ヨンジドン)にある韓国基督教教会協議会(NCCK)を訪れた。同日行われた会議には、WCCからは、オラフ・トゥヴェイト・フィクセ総幹事、チャン・サン議長(アジア)らが、NCCKからはキム・ヨンジュ総務、チョ・ホンチョン和解統一委員長、チョン・ヘソン国際協力局長らが出席した。
キム総務によると、会議では、WCCがどのようにすれば韓国の教会の中に深く入って活動することができるかなどが話し合われたという。また、会議の前に開かれたNCCK和解統一委員会で議論された項目の再確認も行われた。
チョ和解統一委員長によると、NCCK側はWCC側に対して、北朝鮮に対しては人権問題だけではなく、経済制裁など多くの点を総合して議論する必要があるとするNCCKの立場を説明したという。