大和カルバリーチャペル(神奈川県大和市)が23日、毎月開催する新しい集会「東京リニューアル」をスタートさせた。この日、第1回目となる集会が東京・新宿のハイアット・リージェンシー東京で行われ、600の座席は一杯になった。
「これより東京リニューアルをスタートします」大和カルバリーチャペルの大川従道主任牧師が集会の始めを告げると、ホルンの演奏で集会がスタート。「角笛をもってスタートするのが私の夢でした」という大川牧師が、ヨエル書2章1節「シオンで角笛を吹き鳴らし、わたしの聖なる山でときの声をあげよ。この地に住むすべての者は、わななけ。主の日が来るからだ。その日は近い」を朗読した。
「日本の国に新しいことが始められますように。東京、大東京に素晴らしいリニューアルがなされますように。今角笛をもって吹き鳴らしてくださいましたが、神様に大いなる大いなる期待をして、拍手と、この会場で開かれるこの恵み、そしてこれからなされる不思議、それを前もって感謝を示したいと思います」と大川牧師が言うと、会場全体が拍手で包まれた。
53年前には、東京聖書学院の神学生として会場近くの新宿駅西口で3年間毎週のように路傍伝道したという大川牧師。韓国オンヌリ教会の故ハ・ヨンジョ牧師が日本での聖会で「副牧師が出て行かなければ、主任牧師が出て行きなさい」と話したとき、思わず手を上げたと振り返り、今回「東京に出て行って伝道しなさい」という熱い想いを与えられ、神奈川県の大和カルバリーチャペルから東京へ出て来て、新たな伝道の働きとして「東京リニューアル」を始めたことを語った。
集会名に入る「リニューアル」については、「霊的に変えられることが重要なこと」と大川牧師。「1978年2月6日、私は聖霊のバプテスマを受けました。私はこうして公にその体験をお話できるということを喜びとしています。私は、聖霊様の流れの中に生きていた者でありますので、それなりの経験は、きよめの経験はしていましたが、聖霊のバプテスマを受けてから私の説教は全く変わりました」と自身の体験を告白した。そして、今回の集会には牧師など教職者の参加も多くあり、「日本中の牧師先生たちがリニューアルされて、特に油注ぎをいただいて、その語る言葉に命が与えられて、人々の魂の中に御言葉がくみいるように入って、魂が救われるよう祈っています」と語った。
また、日本のリバイバルについても強調。「日本の国も、東日本でも、そして、雪国であっても、三陸でも、北陸でも、聖霊様がそこに注がれたら驚くべきことがなされると、そう信じています」「神様が日本の国を絶対にお変えりになると信じています」と力強く語った。
集会では、メンバー全員が伝道師だという男性四重唱グループ「Gifts」や、大和カルバリーチャペルの教会員でソプラノ歌手の西田美榮子も出演し、それぞれ賛美を捧げた。
また、マレーシアから来日中の伝道者レイモンド・ムーイ氏がゲスト講師として出演。神の時と私たち人間の時は違うとし、神はその計画・目的に従って「完璧な時になしてくださる」と力強いメッセージを語った。また、特に骨に関する病、耳の病、腹に関する病について癒しの祈りを捧げ、会場では癒されたという人が何人も手を上げた。
座席数に限りがあるため、事前申込が必要となっている東京リニューアル。次回は4月13日(日)だがすでに満席の状態。第3回目は5月18日(日)に、今度は1000人規模で開催予定で、この日は米ニューヨーク・ブルックリンのスラム街をはじめ、全世界で数万人の子ども達のための支援活動を行っているメトロ・ミニストリーズ・インターナショナル創設者のビル・ウィルソン氏が来日しゲスト出演する。
問い合せは、大和カルバリーチャペル(住所:神奈川県大和市上草柳6-1-15、電話:046・200・1010)まで。
■ 東京リニューアル
主任牧師:大川従道
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