日本聖書協会(東京都中央区)は5月、新しい日本語訳聖書の翻訳者らを講師として招き、聖書事業懇談会を開催する。15日に東京で、22日に大阪で開催。参加無料だが、定員は120人で事前申込が必要。
日本聖書協会は、聖書普及の働きの報告をし、様々なキリスト教団体、関係者との意見交換の場として、毎春、同懇談会を開催している。今年は、新しい日本語訳聖書の翻訳を行っている同志社大学神学部教授の石川立氏(新翻訳事業翻訳者兼編集委員)と、関西学院大学神学研究科非常勤講師・元関西学院大学教授の樋口進氏(同)の2人が講演を行う。石川氏は「聖書を耕す(仮)」と題して東京で、樋口氏は「新しい聖書翻訳の課題と展望」と題して大阪で講演する。
日本聖書協会は、「新しい日本語聖書の翻訳を、翻訳者としてのみならず編集委員として力強く推進する役割を担われている先生の講演を通して、新しい翻訳が既刊の邦訳とどう違うかを知っていただきたいと存じます」としている。
東京は5月15日(木)にTKP大手町カンファレンスセンター(東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル22F)で、大阪は同22日(木)に毎日インテシオ4階D・E会議室(大阪市北区梅田3-4-5)で開催する。時間はいずれも午後6時半から同8時半まで。
懇談会では、日本聖書協会の今後の発行物やイベントの予定も発表する。詳細・申込はこちら。