世界福音同盟(WEA)の総裁兼総主事であるジェフ・タニクリフ氏は、最近米ニューヨークで行われたWEA国際協議会の会議の中で、年内に自身の任期が満了した後、3期連続で同職に就く意向を示さなかった。これにより、同協議会は今後、次期総主事選出に向け用意を進める。
2005年に第13代WEA総主事に選出されたタニクリフ氏は、5年任期の同職を2期連続で務めた。これはWEA史上最も長いものの一つだ。
「国際協議会と各スタッフによる素晴らしいチームの一員として、この10年間、WEAの総主事として奉仕できたことは大きな特権でした」とタニクリフ氏。「世界的な神の御国運動のため、かつてない機会を我々が経験し、WEAの未来はさらに明るいものになると信じている」と、WEAの将来について期待を見せた。
同協議会の委員らも、タニクリフ氏が総主事した2005年と比較して大きく発展したWEAへ対する同氏の多大な貢献に感謝を示した。
同協議会のヌダバ・マザベン議長は、「ジェフ氏は素晴らしい形でWEAを去る。彼の(総主事としての)仕事に対する貢献は本当に素晴らしいものだった。神がその計画の内にジェフ氏を我々に遣わし、WEAが変化する世界中の教会に新しい貢献をするべく動いているこの時に、今この職をより若いリーダーシップに受け渡すよう導いておられるのだ」と語った。
タニクリフ氏の任期は今年末まで。同協議会は新総主事選出に向け用意を進め、2015年からは新体制で臨むことになる。