香港の救世軍と空港管理局が1月20日から27日まで、初めての合同チャリティーイベント「ギフト・ドネーション2014」を行い、期間中に2万点以上の寄贈品が寄せられたことを明らかにした。自動車や鉄道、航空機などの情報を発信するニュースサイト「リスポンス」が29日伝えた。
同サイトによると、救世軍と空港管理局は期間中、香港国際空港のターミナル1の到着ロビーに寄付箱を設置。空港関係者や利用者から、おもちゃや食べ物、衣服、文房具など2万728点の寄贈品が寄せられたという。寄贈品は現地の生活困窮者に贈られる。
空港管理局のエヴァ・ツァン総支配人は「1日約16万人が利用する香港国際空港は今回の意義深いキャンペーンにとって、とても良い基盤となった。我々は困窮を強いられている人々を支援する運動への協力を続けていく」と、今後も同様のキャンペーンを継続する意向を示した。
救世軍は本部を英国に置き、世界126の国と地域で活動するキリスト教団体。年末に行われる募金活動「社会鍋」などで知られている。