【CJC=東京】民主主義の宣伝文書を詰め込んだ「風船」を米国の人権団体「ヒューマン・ライツ・ファウンデーション」が韓国の「ファイターズ・フォア・ア・フリー・ノース・コリア」と協力して15日、北朝鮮に向けて、非武装地帯の南側から飛ばした。
厳しい情報統制下にある北の市民に向け、知らされない世界の情報を伝える狙い。
「風船」は透明樹脂で作成された長さ6メートルほどの筒状のもの20個で、タイマーが働くと「風船」が破れ着地するという。宣伝文書は総数50万冊。
昨年7月にも飛ばす計画だったが、韓国当局に阻止された経緯がある。