今年3月から全米で放送され大きな反響を呼んだ、旧約・新約聖書の挿話を描いたドラマ「ザ・バイブル」の続編が、2015年に米NBCで放送されることが決定した。
続編のタイトルは「A.D.」で、キリストの十字架上での死の後のエピソードを描く。
「ザ・バイブル」は、今年3月から米ヒストリー・チャンネルで放送されたミニシリーズで、第1話の初回放送は視聴者数1310万人を集めるなど、ケーブル局のドラマとしては過去最高を記録した。ブルーレイやDVD、デジタルHD配信も合わせて100万を超え、最終話の視聴者数も1170万と大ヒットとなった。
来年2月末には、全10回シリーズの同ドラマの中でも、イエス・キリストの復活に焦点を絞った映画版として『サン・オブ・ゴッド』が劇場公開される。
製作総指揮を務めたのはマーク・バーネットと、彼の妻であり、また女優として同ドラマの中ではイエスの母マリアを演じたローマ・ダウニー。NBCのジェニファー・ソーク社長は「史上最高の物語だと言われる聖書の魅力を見事に再現したマークとローマですから、この2人には全くの信頼を置いています」と、「ザ・バイブル」に続く大ヒット作品となることへの期待を示した。