教会音楽家として活動する久米小百合さんが、今年6月から1年間、日本聖書協会の親善大使として、聖書の普及のために協力することになった。今後、同協会が発行するパンフレットや聖書カタログ、ホームページ上などで、聖書を読む楽しさなどを伝えていく。
親善大使として協力してもらう企画は、同協会では今回が初めて。同協会広報部では、「久米さんの穏やかな優しいキャラクターを通して、親しみを持っていただき、聖書の普及につながれば」と期待を寄せている。
長崎市で14日に行われた同協会主催のイベント「聖書と音楽の出会い」では、久米さんが講演のテーマとなる聖句の朗読をし、素敵なトークと賛美で会場を魅了した。親善大使として初めての活動となった。
久米さんは、かつては久保田早紀としてヒット曲「異邦人」などで知られ、現在は自らが始めたミニストリー「ミッション・フォートス」などで活動する。毎月、様々なキリスト教文化の紹介を交えながら、久米さん自身がメッセージを伝えるバイブル・カフェを都内で主催。各地で行われるチャペルコンサートにも多数出演する。今年話題を呼んだパワー・フォー・リビングでも自身の証が紹介されている。