クリスマス・イブの24日夜、日本各地の教会でクリスマスを記念する集会が行われた。大和カルバリーチャペル牧師の大川従道氏は、同教会のクリスマス・イブ礼拝の説教で、イエスの誕生に対する喜びを記した聖書箇所を複数引用し、「大きな喜びがキリスト教の中心的なメッセージ」と説き、「どうしてあんなことが起こったのかということが、私たちの人生で絶対にプラスになる。神様は不思議な計画をもっていらっしゃる。雨がなければ虹は出てこない」と希望のメッセージを伝えた。
大川氏は、「求めよ、捜せ、門をたたけ!」と題して説教し、イエスを拝するために占星術の学者たちが払った犠牲の大きさに触れつつ「どんな苦難があったとしても、本物を求め、捜し、門をたたいて教えを請いたいという思いであったと理解できる」と語り、「確実に求めたら与えられる。捜せ。門をたたき続けるべき」と説いた。
また、ダニエル書で燃え盛る炉に投げ込まれた3人が、神の守りを信じると同時に、たとえ災いがこようとも自分の信念を曲げないと宣言した信仰の姿勢を強調し、「(学者たちの旅には)このような人生を送るためのメッセージが含まれている」と語った。
最後に大川氏は、(1)いつも喜んでいなさい(2)たえず祈りなさい(3)全てを感謝しなさいとの3つの聖書箇所を挙げ、聖書の教える幸せを説いた。大川氏は、「感謝をたくさん捧げてこのクリスマスを終えたい。私たちに生きることの意味、いのちよりも大切な、本質的なものを教えてくださるイエス・キリスト様を見上げて礼拝したい」と語った。
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