米田武義
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(40)キリストの教えは交わりの教え 米田武義
子どもの頃、つまり高校生になる頃までは、友達同士の交わりは本当に楽しい、心からのものであった。ところが高校生になった頃から、交わりというのがそんなに楽しいものではなくなってきた。それどころか苦痛でもあった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(39)試練を強く闘うには 米田武義
今回は病気の試練であったが、前回はいわば人間関係によるものであった。当時、バブル経済崩壊の影響を受け、当社の大口得意先がバタバタと廃業や倒産に追い込まれ、当社の経営内容は見る見るうちに悪くなっていった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(38)礼拝は霊的ではあるが具体的でもある 米田武義
私は信仰を持ったころ、4年間ほどCS(教会学校)の奉仕をした。子どもたちの先生なので、勝手な都合で休んだりできないので、休みたい時もあったが続けることができた。CSの奉仕に続いて礼拝があるので、礼拝にも引き続き出席することができた。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(37)命の恩人を忘れるな 米田武義
私の腫瘍は、本年度2月に診断された結果では、ステージ4(一番進行した状態)で、転移した肝臓ではH3(5センチ以上のがんが7カ所)という、いずれも最高位の進行性がんであった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(36)自分に正直にあれ 米田武義
お祈りを一人でしているときに、自分の心を偽っている訳ではないけれども、正直に洗いざらい神の前にさらけ出していないことがある。よくよく考えていないときは論外であるが、本当のことを認めたくないとき、本当のことを認めるのが怖いとき、私は神様の前に100%さらけ出すことなく祈っていたことがあった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(35)神が本当に私たちに望んでおられること 米田武義
信仰を持ったのが30代後半、奉仕を4年ほど、礼拝は初めのうちは毎日曜日行っていた。しかし奉仕も次第に喜びを持ってできなくなり、礼拝も同じで、形式的になっていった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(34)神は科学をも用いられる 米田武義
私は今回病気になり、病院通いを続けているうちに、科学的な根拠やデータは、強い説得力を持つものだなあと思った。正直、それによって落ち込んだり喜んだりした。こういう科学的根拠は、真理なのであろうか。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(33)とにかく、人は外見で分からない 米田武義
私はこの10年余り、暇な時間を利用して英会話を楽しんできた。その目的も、初めの頃と今とではずいぶんと違っている。レッスンに来ている人たちの中には、英語を職業としている人(先生)がいるが、やはり一番よく知っており、よくできると思う。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(32)生命のろうそく 米田武義
小学生の頃、母親に禁じられていた川で泳いでいて、深みにとらわれ溺れそうになった。中学生の頃から始まった、喉の悪性腫瘍による4回の手術、大学生の頃、山嶺から転落して九死に一生を得、バブル崩壊期に経営の窮地に陥ったこと等々は、今でこそ笑えるが、生死に関わる体験であった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(31)何が人の心を打つか 米田武義
とにかくこの世は文字通り、ビジュアルな世界である。物、金、行動、言葉、全て目に見え、耳に聞こえ、正確にはビジブル化できる世と言えるのかもしれない。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(30)無益な者になった時、無価値な者になるのか 米田武義
私たちが生まれたときは、普通は皆に愛され、家族の喜び、和らぎの源となる。その意味で、赤ちゃんは十分役に立っているといえる。子どもになってからも同じである。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(29)聖霊を具体的に捉えよう 米田武義
私にとって聖霊とは、明確に認識しがたい言葉であった。にもかかわらず、聖書の中には何度も何度も現れる。これをこのまま放置しておいてよいはずはない。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(28)絶えず祈り続けることは誰にも可能 米田武義
聖書にはよく、「絶えず~しなさい」というふうに、「絶えず」という言葉が出てくる。その都度、絶えず祈っていなさいというようなことが実際できるだろうかと考えてしまう。だが、「絶えず」ということは、非常に大切なことなのである。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(27)隣人を自分自身のように愛することは可能か 米田武義
聖書には、自分自身を愛するように隣人を愛せよ、と書いてある。これは実行するとなると本当に難しいことである。というのは、必ず自分自身の家庭に、犠牲が及ぶからである。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(26)身の丈に合った信仰生活をする 米田武義
私はもう1年近く病院に通ったり入院したりしているが、その時の病状に応じて、信仰も考え方もずいぶん変わるものだなあと思う。そう考えると、あまり大きなことは言えないなあと思ったりもする。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(25)仕事に目的はあるのか 米田武義
私が初めて仕事をした頃は、興味を引くことといえば、いわば富と名誉であった。最近自分の子どもの生き方を見ていると、それと全く異なる生き方をしていることに気付く。初めから自分のやりたいこと中心に仕事を決める。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(24)考えるとは 米田武義
私は聖書に出会うまでは、いろんな本を読むことが大好きであった。これは、子どもの頃からの習慣であった。また折に触れて、感想文を書いたり、日記を書いたりするのも好きであった。しかし今は、あまりいろんな本を読んだり、また日記を書いたりしなくなった。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(23)ゆとりのある信仰 米田武義
「こんな信仰ではいけない。もっと信仰深くならなければならない」と慢性的に習慣的に考えているクリスチャンは多いのではなかろうか。いわば、自虐的な考え方である。また他方、自分は一昔前に比べれば、信仰的にも立派になったと考える人もいるかもしれない。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(22)世俗的な考えをするのは、不信仰からか 米田武義
どんなに熱心なクリスチャンでも、全く世俗的なことを思い浮かべもせず、ひたすら信仰生活を送ることはできない。また、全くぐらつくことなく、教理を保ち続けるということもあり得ない。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(21)神の前に素直になる 米田武義
私にとって、本当に静かに自分自身を振り返り、神の前に素直な気持ちになれるのは、早朝、特に誰もまだ起きていない6時頃である。布団の上に静かに座り、暗い中で目を閉じていると、シィーンという音だけが耳に入ってくる。
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