「ポッパーさんとペンギン・ファミリー」や「ウォッチメン」、「ナイト・ミュージアム」に出演した女優カーラ・グギノはマイティー・マックスのコーチであるキャシー・ラッシュを演じることができて、非常に興奮したと話している。
グギノは、「彼女が残した感動的な功績が映画化されたことに胸が高鳴ったわ」とクリスチャンポスト紙に語った。
グギノは、フィラデルフィアで行われた試写会で同紙に対し、「この映画を見た全ての人は、何かを感じるはずよ。キャシーがチームにどのように貢献したか。彼女の功績には驚かされたけど、誰でも夢を叶えることができるんだというメッセージが詰まっているの」と話した。
キャシー・ラッシュとカトリックスクールのバスケチームは、立ちはだかるいくつもの障害を乗り越えて、多数の試合で勝利を勝ち取った最初の女子チームとなった。
映画の脚本家で監督のティム・チェンバース氏は、映画の中でラッシュの強さを表現し切ったグギノを「最高の女優だ」と称賛した。
同氏は、「私は我々が感じたままに役者を選ばなければならなかったんだと思っている。我々にとって映画に相応しい女優を見つけることは難しいが、この映画に関して我々は素晴らしい女優に恵まれた」と語っている。なお、この映画が同氏の監督デビュー作品となった。
米国のテレビドラマ「BONES」や「バフィー ~恋する十字架~」、「エンジェル」で最も人気を集めた俳優デヴィッド・ボレアナズは映画でキャシーの夫役エドワード・ラッシュを演じている。彼は当初、このストーリーの役を引き受けるつもりはなかったという。
しかし、彼は、実際のキャシー・ラッシュという人物に触発され、この映画で自分の全てを注ぎ込んだと語った。
ボレアナズは、「これは僕が大好きな映画なんだ。キャシーと同じシーンを演じられてすごく楽しかったよ。とても集中して役に入り込むことができたんだ」と述べた。
ラッシュは映画の中で、自身の実話が映画化されて全ての努力が報われ、功績を残せたことを誇りに思うと語っている。
ラッシュは、「ティム・チェンバースがこの映画の製作に7年も費やしたことを知って、私は映画になった自分の実話なんかちっぽけなものなんだって思い知ったわ」と語った。