同作品は、以前はゴスペル・ミュージック・チャンネルとして知られたニューGMCフィルムが製作。絶望の淵から這い上がるために家族と宗教の重要性を再発見するというストーリーで、グラントは自らの基礎であるキリスト教の映画でデビューを果たすこととなった。
グラントは、「私はとっても興奮してるの。だって私の初めての役が、宗教と家族の重要性から多くの希望やストレスを抱えるという難しい役だったけど、やりがいのあるものだったから」と映画のプレスリリースで語った。
グラントの演じる複雑なキャラクターは、息子ジャクソンの起こしたトラブルを解決するために、疎遠になった父親と連絡を取らなければならない。俳優ラスティ・ホイットナーによって演じられたワイアットは、ジャクソンとともに、徐々に他の家族の悲劇と真っ向からぶつかる精神的な強さを確立し、絆を結んでいく。
初の演技で悲劇的ヒロインを演じて絶賛されたグラントは、「私は忍耐強い素晴らしい役者たちと働けて光栄に思ってるわ。お蔭で毎回の撮影日は、この『ルーキー』にとってとても心強かったのだから」と語った。
テーマソングは、映画と提携しているオールスターミュージシャンの集まりに参加しており、人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」にも出演したクリスチャンアーティスト、リッキー・ブラディーが歌っている。
映画「Decision」は10月16日の午後7時と同9時(米国東部標準時)にGMCネットワーク上で放送され、10月23日の午前11時にも再放送される予定。