【CJC=東京】ユダヤ教超正統派グループ『ヤド・ラフィム』が6月29日、キリスト教宣教師と「メシアニック・ジュー」と呼ばれるユダヤ人キリスト者への反対キャンペーンを始めたことを確認した。米宣教通信ワージー・ニュースが報じた。
その一例として、エルサレム西郊のセルゲ・コゲン、ナアマ・コゲン夫妻が、16歳のドンナ・ルボフスキーさん(16)をキリスト教信仰に強制的に導いたとして、夫妻宅周辺で気勢を上げたという。
コゲン夫妻は、ドンナさんが教会の礼拝に出席したいと意思表示したので、両親の許可も得ている、と言う。ドンナさんがアルコール依存症やその他の自傷行為などの問題を抱えており、それを克服しようとしていたのだ、と夫妻は語っている。
一方、『ヤド・ラフィム』は、驚いた両親がすぐに連絡して来たもので、調査の結果、見過ごせない問題と判断したと言う。弁護士を家族のもとに派遣、宣教団体による虐待として警察に訴えるよう助言することも明らかにした。
またイスラエル議会(クネセト)に、ユダヤ教国イスラエルでの宣教活動を厳しく規制するよう働きかける意向。すでに全国紙『ハアレッツ』に広告を出し、宣教師が破壊的な活動をしている、と警告した。
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