世界的に著名な福音伝道者のビリー・グラハム牧師(92)は11日、肺炎で緊急入院したことが12日米紙の報道で明らかになった。グラハム氏の広報担当者ラリー・ロス氏によると、グラハム氏は11日夜に発汗と咳、および微熱と呼吸困難が生じたため病院へ向かい、緊急入院に至ったという。
入院先の米ノースカロライナ州アシュビルミッション・ホスピタルでの診断では肺炎であったが、内蔵に異常はなく抗生物質投薬後の12日には体調が回復し、熱も下がったという。グラハム氏の退院時期は明らかではなく、今後も安静が必要であるという。
グラハム氏は1950年以降すべての歴代米大統領の相談に乗っており、オバマ米大統領も昨年グラハム師宅を訪れていた。同氏の福音伝道活動を通じて、世界中22億人以上もの人々に福音を述べ伝えてきた。現在は息子のフランクリン・グラハム牧師が父の創設したビリー・グラハム福音伝道協会後を継いで福音伝道をして世界中を訪問している。
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