キリスト教主義学校、西南学院大学(寺園喜基院長、福岡市)のランキン・チャペルが、老朽化による建て替えのため取り壊されることになった。 新しいチャペルは2008年3月に完成予定。
アメリカの教会関係者からの献金で1954年に 竣工されたこのチャペルは、米国人宣教師M・T・ランキン(1894―1953)の功績にちなんで命名された。
同工事では、1087年に設置され、市民向けの演奏会を頻繁に開催するきっかけともなったドイツバロック様式を基礎とした巨大なパイプオルガンも解体されるとのこと。
西南学院は、 長年の役割を終えるチャペルとパイプオルガンにふれる最後の機会にと、お別れの会「ありがとうランキン・チャペル」を7月15日午後2時から同チャペルで開く。元院長・前学長の田中輝雄名誉教授の講話と、合唱、ハンドベル、オルガン演奏などがある。参加無料。問いあわせは西南学院大宗教部(電話:092・823・3339)まで。