日本聖書協会主催の講演会が7月6日、午後6時30分から日本基督教団銀座教会大礼拝堂で行われる。講師を二人招き、秦剛平氏(多摩美術大学共通教育教授学科長)が「七十人訳「創世記と出エジプト記」とその背後にあるヘブル語テキスト」、村岡崇光氏(ライデン大学名誉教授)が「最古の聖書翻訳:なぜその辞書を? 近刊AGreek_EnglishLexicon ofthe Septuagint(Leuven,2002)とその意義」 を主題に講演する。500円。参加には電話、はがき、電子メールでの事前予約が必要。(日本聖書協会 聖書図書館、〒104-0061 東京都中央区銀座4-5-1、Tel:(03)3567-1995(聖書図書館直通) Fax:(03)3567-4436、E‐mail:[email protected]、休館日:水曜日・日曜日)
同日、東京女子大学では、両講師による講演会が東京女子大学学会主催(電話03−5382−6415(月、水、金))で行われる。秦氏は七十人訳ギリシア語聖書と最初の近代語訳―トムスン訳の意義―」、村岡氏は「わたしと七十人訳とのかかわり」が主題。無料。午後1時15分から。
プロフィール(日本聖書協会ウェブサイトより)
秦剛平氏
オックスフォード大学客員研究員、ヨセフス・セミナー運営委員(Society of Biblical Literature)ヨセフス研究者(ヨセフス著作集翻訳済み)、イエス時代史研究者、現在七十人訳聖書(セプチュアギンタ)邦訳中(五書刊行済み)
村岡崇光氏
ライデン大学(オランダ)2003年退官。その前はマンチェスター大学、メルボルン大学で教鞭をとった世界的なセム語学者。聖書ヘブライ語、現代ヘブライ語、シリア語、アラム語、エチオピア語、ウガリト語などに関する著書論文多数(ほとんどが英語)、ギリシア語学(七十人訳聖書辞典刊行)、日本語訳書も多数。