キリスト教援助団体チャーチ・ワールド・サービス(CWS)は12日、パキスタンとインドの国境にあるカシミール地方で避難生活を送る40万人が依然としてテントなどの簡易住居に住み、越冬のための備えができていないとして世界各国に援助を要請した。
2005年10月8日に同地方を襲ったマグニチュード7.6の地震(パキスタン地震)では、パキスタン国内で死者9万人、負傷者10万人以上、インド側のカシミール地方でも1300人が犠牲となり、家屋を失った被災者は250万に上った。
被災直後からテントや防寒具などを提供するCWSだが、被災者の健康衛生を管理する責任者は「被災者の健康維持の資金不足は深刻」と話す。CWSが公式サイトで伝えた。
CWSは10月12日現在5000世帯分の支援物資が必要であるとして、同サイト上で援助金を募集している。クレジットカードでの支払いが可能。詳細はCWS">https://secure.churchworldservice.org/catalog/display.php?product_id=193">CWS公式サイト内パキスタン地震専用ページで。