地球温暖化防止のため、先進国に温室効果ガスの排出削減を義務づけた京都議定書が、日本時間の16日午後2時に発効された。京都キリスト教協議会の佐伯幸雄会長(日本基督教団牧師)が理事長を務める「近畿宗教連盟」は同日、京都市内のカトリック教会で議定書発効を記念して集いを開き、仏教や神道などの宗教者らと一緒に世界平和や環境保全を願って祈った。読売新聞が同日伝えた。その後、横断幕やプラカードを持って神社まで行進した。
佐伯牧師は京都新聞の取材に対して「地球への感謝と人類が自然を壊していることへの反省を宗教界としてアピールしたい」と話した。