「日本キリスト教協議会」(NCC、東京・新宿)は、NHK番組改変問題について「NHKチーフプロデューサー長井暁氏の記者会見は、4年前に起こったNHKの『戦時性暴力』番組の改変問題を明らかにした」として、「NHK上層部と関連政治家」に反省を求め、国会とNHKに「放送の適正を見張る第三者的機関を設けるなどの改善を要求する」とする声明文を先月29日付で発表した。NCCの山本俊正総幹事、同協議会平和・核問題委の小笠原公子委員長の連名。
声明文は5日までに同協議会公式ウェブサイトなどで公開された。 「NHK上層部と当の政治家は干渉を否認するので、個々の事実はなお問われなければならない」としている。