拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母でクリスチャンの早紀江さん(68)は二十日、東京中央教会(東京都新宿区大久保)で「苦しみに会ったことは、私にとって・・・」と題して講演し、めぐみさんたち拉致被害者の救出のための支援を涙で呼びかけた。
早紀江さんはこの日、大久保で署名活動。「北朝鮮はめぐみの遺骨と称して骨つぼを出してきた。だが、絶対めぐみではないと信じている。決してあきらめず、拉致被害者を確実に日本に奪還するために最後までがんばります」と訴えた。
早紀江さんの言葉に多くの人が足を止め、「がんばってください」との声があがった。早紀江さんは「拉致被害者の残酷な状況を、本当にみなさんがわかってきたと感じる」と語った。