今月13日に新潟県を中心に降り続いた雨の影響で、信濃川の支流が各地で警戒水位を越え、堤防の決壊、床下・床上浸水、土砂災害などが相次いで発生した。また、17日に再び降った大雨の影響で、新潟県北部に床上浸水等の被害が発生。この災害に対し日本赤十字社本社および関係各支部は、救援物資の提供や救護活動で現地の復旧作業に取り掛かっている。
赤十字社によると、被災地には県外から多くのボランティアが駆けつけているが、1人暮らしのお年寄りなどに支援の手が行き届いていないのが現状。三条市や中之島町など県内5つの被災地で活動しているボランティアの数は、連休明けの20日は1085人と、19日の3分の1以下に減った。新潟県支部(電話:025-231-3121)、三条市災害ボランティアセンター(電話:0256-33-8580)、中之島町災害救援ボランティアセンター(0258-66―3392)でボランティアを募集している。