日本キリスト教協議会(NCC、東京都新宿区)「障害者」と教会問題委員会主催の日韓「障害者」合同交流セミナーが10月5日から開催されることになり、これを意義ある語り合いと集いのひとときとして、日本と韓国からの参加と協力を呼び掛けている。
同委は02年10月に韓国ソウルにおいて韓国キリスト教協議会「障害者」団体との合同交流セミナーを開催しており、両者の集まりと課題、活動を今後も共有していきたいとの思いが実りとなり、今後、少なくとも2年に1回、交流セミナー等を持つことになった。
今回は主題を「かえって、これが必要」(コリント第一12:22)とした。NCCは「この聖句で障がい者の存在を通して神様がどんな証しを立てることを願っておられるのか、尋ね求めたい」としており、力と暴力のぶつかり合いで優勝劣敗が強調される現実社会において特に学ぶべき重要なメッセージとしている。
日韓合同交流セミナー小委員長の日高馨輔氏は本セミナーについて「キリスト者として…「障害」を負う人々は「キリストの平和」を実現すべき源泉である」とし、「神の課題を一緒に担う同士として互いの違いを超え(るとき)…真の平和が実現する」(会報「『障害者』と教会問題ニュース」6月22日号)と話している。
同委は祈りと献金による協力も広く呼び掛けている。申し込みは8月20日締め切り。同時通訳、手話通訳、点字資料を提供。詳細はNCC(電話:03-3203-0372、担当:中村雄介氏、日高馨輔氏)まで。
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