国境なき記者団は7日、インターネット検閲に反対する1日キャンペーンを実施した。これに合わせて公式サイトではインターネットを検閲、言論の自由を剥奪する「インターネットの敵」として北朝鮮や中国など13カ国を発表した。
インターネットの敵として名指し批判されたのは、北朝鮮、中国、キューバ、ベラルーシ、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ミャンマー、エジプト、イラン、サウジアラビア、ベトナム。
これらの国では、政府が反政府勢力のウェブサイトへのアクセスを遮断したり、インターネットカフェでの利用者の閲覧サイト追跡、ブログの取り締まりを実施したりしている。
記者団の発表によると、中国は世界最高水準のインターネット規制技術を使って検閲を続けている。北朝鮮では政府関係者のうち限られた人しかインターネットにアクセスできないという。