12日から3日間の日程で開催された「首都圏キリスト教大会」2日目の13日、午後3時からは青年大会がおこなわれ、会場となった東京青山学院講堂には、若者を中心に576人が集まった。音楽伝道宣教師ケン・テイラーさん率いるゴスペル・クワイアチームが、若さあふれる力強い特別演奏を披露。また、林幸司牧師(東京メトロチャーチ)が、現代風の賛美曲で会衆賛美をリードした。講演では、クリストファー・サン師が若者たちに、神の恵み、救いに預かるために必要な信仰のプロセスを説いた。
若者が多く集まった今回の講演でサン師は、旧約聖書創世記3章9節にある、罪を犯した人間への神からの呼びかけ「あなたは、どこにいるのか。」という聖句から、人が神の恵み、救いに預かるためには、まず自分の罪を悔い改め、これまでの生き方を変えてキリストのうちに生きること、また、信仰によってイエスを救い主として受け入れること、そして神の御言葉に従う思いをもつことだと説いた。
サン師は、イエス・キリストが十字架上で流された血潮のゆえに、ただ主イエスを信じる信仰によって、すべての罪が清められ、だれでも天の民となることができると説いた。そして、「今や、恵みのとき、今こそ、救いの日」(コリント信徒への手紙第二5:2)、「今、このチャンスを失ってはならない」と語り、今、信仰の決断をするよう会衆に訴えた。
講演後、会衆はサン師の招きに応じて次々と席を立ち、信仰を持つ決心、さらなる献身の思いを与えられた人々が講壇の前に出て、サン師とともに祈りをささげた。