1月30日から2月28日までの30日間、沖縄県・うるま市で日本のトランスフォーメーション(変革)を願う聖会「沖縄トランスフォーメーション」(同実行委員会主催)が開催される。初日と2日目はともに未信者を含むおよそ300人の参加者が会場を埋め尽くした。
「トランスフォーメーション」とは、国家や都市や地域社会という共同社会が神の臨在によって変革されることをいう。オーストラリアの近くに浮かぶ島「フィジー島」で起こった奇跡は、以後その代表的な出来事として世界的に知れ渡った。
フィジーは南太平洋の楽園とも呼ばれ、毎年多くの観光客でにぎわう島だった。しかし、2000年5月のクーデターで情勢が悪化し、首都スパを中心に略奪や強盗などの犯罪が多発。国は荒廃の一途をたどった。
自国の将来を心配した教会の指導者たちは教派を越えて一致団結して集まり、神の前に罪を告白し、悔い改めて神の哀れみを祈った。すると国政は急速に回復、混沌とし不安に満ちた社会と人々の心に「神の臨在」による平和と平安がもたらされた。
今回の聖会の中で講師の李相烈(イ・サンリョル)牧師(長老教会・韓国アンテオケア教会)は、「日本が悔い改め、偶像礼拝をやめて神に立ち返れば、必ずこの日本でも奇跡が起こる」などと宣言し、参加者を悔い改めの祈りへと導いた。
聖会2日目を終えて、同実行委員会事務局長の細田光雄牧師(日本同盟基督教団・沖縄ビクトリーチャーチ)は、「確かな手ごたえを感じる」「悔い改めの祈りが起これば、必ず日本は変わる」と開催の大きな期待を語った。
「沖縄トランスフォーメーション」は1月30日から2月28日までの30日間、月曜から土曜は午後7時半から、日曜は午後5時から連日開催される。会場は総合結婚式場ニュー三和(うるま市田場1100-10)、入場は無料。詳しくはホームページ(http://www.transformation.jp/)まで。